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【開催報告】「新潟大学博士学生支援プログラムシンポジウム – 次世代を担う博士人材 – 博士イノベーターという新たな可能性」を開催しました!

2026年3月11日(水)に、新潟大学中央図書館ライブラリーホールおよびラウンジにて、「新潟大学博士学生支援プログラムシンポジウム – 次世代を担う博士人材 – 博士イノベーターという新たな可能性」を開催しました。本シンポジウムは、本学の博士学生支援制度への理解を深めるとともに、次世代を担う博士人材の姿とその可能性を多様な関係者とともに考えることを目的として開催されました。

学生ポスター交流会

研究を通じた熱気ある対話

第一部の「学生ポスター交流会」では、次世代プロジェクト事業の支援を受ける博士学生たちが、自らの研究内容や活動成果を披露しました。会場では、教職員や企業関係者、学生との間で活発な質疑応答が行われ、専門分野を超えた交流が展開されました。また、今回は会場限定の投票による優秀ポスター賞の選定も行われました。

シンポジウム

第二部はOMNライブラリホールへ会場を移し、本学学長の染矢俊幸からの開会挨拶でシンポジウムがスタートしました。
博士学生は一緒に大学を盛り上げていく仲間であることを強調した熱いメッセージを伝えました。

 来賓挨拶 博士人材への期待と国家戦略

文部科学省 人材政策推進室長 中村徹平氏より来賓挨拶をいただきました。

中村氏は、日本の博士号取得者数が諸外国に比べて停滞している現状や、経済的見通しを理由に進学を断念する学生が多いという課題を指摘されました。その上で、博士人材を「社会全体の成長・発展をけん引することができる重要な存在」と定義し、2040年までに博士号取得者数を世界トップレベルに引き上げるという大きな目標と具体的な支援策について説明いただきました。

 

 

企業からの応援メッセージ AI時代における人間の本質

続いて、エクシオグループ株式会社執行役員 データ戦略室長 河本倫志氏より、博士学生への応援メッセージをいただきました。

河本氏には「人とAIの新たな協奏」をテーマに、AI革命によって複雑な知的労働の自動化が進む時代において、人間に求められる役割についてお話いただきました。これからの仕事や研究は、効率化のみを追うのではなく、「人間の本質や幸せは何か」を問い、自ら目標を設定して新しい社会を創り出していくものになると強調されました。そして、そのために必要な「自主性、創造性、社会的モラル」こそが、博士学生に強く求められている能力であると熱いエールをいただきました。

 

本学の取組とパネルディスカッション

本学の末吉邦特命理事および本田明治次世代プロジェクト事業統括からは、新潟大学の博士支援の取組を紹介しました。
未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業(FLAGs)による支援体制の拡充、博士委のイノベーターとしての博士人材への期待と共に、グローバルな総合知を備えたフロントランナーの育成ビジョンについて説明しました。

 

パネルディスカッションでは、支援を受ける学生5名が登壇し、自らの研究成果や次世代事業を通しての成長について語り合い、博士人材として社会で達成したい目標について熱く議論を交わしました。

優秀ポスター賞・プレゼンテーション賞の表彰

本シンポジウムの締めくくりには、当日の投票や活動実績に基づき、「フェローシップ賞」「マルチラボ賞」「研究ポスター賞」「プレゼンテーション賞」の表彰式が行われ、最後は、大鳥範和理事による閉会挨拶で幕を閉じました。

 

集合写真

 

博士学生を始め、多くの企業の方、自治体の方、学外関係者の方、教職員にお越しいただき、大変盛況な会となりました。博士学生が多様な場で活躍できるよう、新潟大学は引き続き支援を行っていきます。

 運営 : 新潟大学PhDリクルート室
 補助 : 株式会社Riparia
 撮影 : maimaicamera

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