フェローシップ事業

本事業は終了し、令和6年度より「未来社会を牽引するグローバルな総合知を備えたフロントランナー育成プロジェクト(次世代プロジェクト)」を実施しています。

実施期間 2021年4月~2024年3月
支援学生数 46名

概要

新潟大学は、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の実施機関として採択されました。
本事業では、令和3年度より新潟大学フェローシップ制度を開設し、博士後期課程1年次生(医歯学分野では博士課程2年次生)に対し(毎年度14人を採用)、修了までの3年間研究専念支援金(生活費相当額)と研究費からなるフェローシップを支給するとともに、博士人材としてアカデミア・産業界双方を見据えた多様なキャリアパスが選択できるような育成プログラムを提供していきます。

文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の詳細はこちら

新潟大学が求める学生像

新潟大学では、産学官の広い分野でイノベーションを起こすことができ、またグローバルに活躍ができる博士人材を育成するべく、フェローシップ制度を設け優秀な博士課程学生の処遇向上とキャリアパスの支援に取り組みます。フェローシップに採用された学生には研究専念支援金と研究費が支給されるだけでなく、研究力向上とキャリア支援のプログラムに参加することが求められ、学位取得後には期間中に培った能力を生かして産業界を中心とする社会の様々な場で活躍することが期待されます。本学のフェローシップ制度の趣旨をよく理解し、将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担う意欲に溢れる博士課程学生が数多く申請することを希望します。

支援内容

  1.  研究専念支援金の支給及び研究費の支給
    (1) 研究専念支援金(生活費相当額)月額15万円を2ヶ月毎に支給する
    (2) 研究費 年額20万円とする
    なお、研究専念支援金については、新潟大学大学院博士課程就学奨学金、専攻等で設けている独自の奨学金制度等による支援金(入学一時金を除く)及びリサーチ・アシスタント研究奨励費を受給している場合、180万円からそれらの額を差し引いた額を支給する。
    ※本制度では研究専念支援金の一部は上記奨学金等およびRA研究奨励費として支給することとしているため。
  2. メンターによるアカデミアまたは産業界へのキャリア形成に関する助言や提言
  3. PhDリクルート室によるジェネリックスキル獲得のためのセミナー等コンテンツの提供