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【開催報告】新潟大学若手データサイエンティストコロキウム2025を開催しました!
「若手教員の研究から学ぶイノベーションとビジョン」をテーマに、
新潟大学若手データサイエンティストコロキウム2025(YDSC2025)を開催しました!
YDSC2025は2021年度から毎年開催しており、今回で4回目の開催です。
本コロキウムは、新潟大学次世代プロジェクトの有志学生による企画・運営、
そして新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センターの協力により開催されました。
過去開催の内容とは趣旨を変え、アイデアを出しながら開催当日を迎えて
学部・研究科や学年のそれぞれ異なる、広い分野の学生・教員の皆様にご参加いただきました!
プログラムや会場等の詳細については開催案内ページよりご確認ください。
コロキウムは末吉理事の開会挨拶から始まり、
本学スイングバイ・プログラムの教員3名を講師にお迎えして
各研究分野でのAI・データサイエンス活用例や社会への影響に関する講演をいただきました。
自然科学系から野口里奈先生「火星調査のために機械学習で地層ハンターを育成した話」、
医歯学系から笹杏奈先生「モーションキャプチャで「咀嚼嚥下」を考える」、
人文社会学系から根津洸希先生「刑法の未来…?~映画『マイノリティ・リポート』の世界が到来したら?~」
をタイトルとしてそれぞれご講演をいただき、
運営学生もいち参加者として「自身の専門分野外での研究事例を聞くのは新鮮だ」と聞き入っていました。
参加者アンケートに寄せられた感想(抜粋)はページ下部に掲載しています!
先生方、年度末のお忙しい時期にも関わらずご登壇くださりありがとうございました!
プログラム後半は、3グループに分かれてのグループワークです。
「AIの可能性と限界、未来への展望」をテーマに、先生方にも各グループに参加いただき
自分自身にとっての活用可能性と社会への影響についてブレインストーミングを行いました。
1時間という短い時間の中でしたが、各グループで日頃の疑問や研究上での困りごと、
AIが社会を支配する時代が到来したら、、、等、非常に盛り上がった議論が行われていました。
グループワーク後には簡単な発表を行い、
「目的に応じて効果的に利用する(効率重視ならAI、付加価値を求めるなら人間の手、等)」
「将来的に(もしくは既に)AIに置き換わる職業も世の中にはある」
「絶えずアップデートされる情報には気持ちで付いていく!」
などが共有され、参加者全員で新しい考えを知ることができました。
参加者アンケートに寄せられていた感想を一部ご紹介します!
● 自分の専門では無い講義を聞き、様々なバックグラウンドのある学年とグループワークをすることで、AIについての理解が深められた。
● AIやプログラミングに関する知見を得られた。また、若手データサイエンティストの方と交流ができ、次回もまた参加したい。
● グループワークで活発に参加者と議論できたし、なにより楽しかった。
● 発散した意見をまとめることができ、有意義な時間と感じた。
運営母体である新潟大学次世代プロジェクトの事業転換等もあり、
今回の開催は例年通りにはならない準備が多々ありましたが、
ご参加いただいた皆様や講師の皆様、ご協力くださった関係各所の皆様のお陰で無事開催することができました。
この場にて御礼申し上げます。
次回以降のYDSC開催もぜひ楽しみにお待ちください!