2020.09.24

イベント

2020年度キャリアマネジメントセミナー第3講:交渉学の開催について

 

開催日時 2020年10月5日(月) 13:00~17:00
開催方法 ONLINE(Zoom)
受講対象者 博士課程学生(MC、DC)、博士研究員(PD)
言語 日本語
講師

東京富士大学経営学部 教授
慶應義塾大学 グローバルセキュリティ研究所 上席客員研究員
隅田 浩司 氏

専門は、経済法、国際経済法、交渉学(対話学)。東京大学先端科学技術研究センターMOT(技術経営)プログラム開発委員、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、大宮法科大学院大学非常勤講師等を経て、現職。金沢工業大学虎ノ門大学院客員教授、日本経団連グリーンフォーラム講師及び、慶應MCC客員コンサルタントなどを兼任。著書として『プロフェッショナルの戦略交渉術』(日本経団連出版)、『ビジュアル解説 交渉学入門』(日本経済新聞出版社、共著)、『戦略的交渉入門』(日経文庫、共著)、その他、経済法、交渉学関係論文など。

プログラム

プログラムでは、交渉学の理論やフレームワークについて講義を行います。その後、簡単な交渉事例を使用した模擬交渉演習(Role Simulation)を行います。
模擬交渉演習では、資料に基づいて、①事前に交渉戦略を立案する事前準備のセッション、②実際に参加者同士で交渉のシミュレーションを行う模擬交渉セッションそして、最後に、③模擬交渉を踏まえた上でのディスカッションとフィードバックのセッションという3つのセッションで構成されています。

13:00 【講義】
      1 心理のわなと交渉力(二分法のわな、アンカリングなど)
      2 「対話」としての交渉(パワープレイの問題点、対話を促す交渉学の枠組み)
      3 交渉における事前準備の方法論
      4 戦略的交渉を実現する方法論(基礎編)
14:30 【演習】
      1 オリエンテーション
      2 Unit 1 事前準備のセッション
      3 Unit 2 模擬交渉セッション
      4 Unit 3 ディスカッションとフィードバックのセッション
      5 質疑応答
17:00  終了

 

申込方法

以下3点を明記の上、次のメールアドレスへご連絡ください。

  • 所属(専攻・コース)
  • 学年
  • 名前(ふりがな)

送信先:phdrecruit@gs.niigata-u.ac.jp

申込締切 9月27日(日)まで

この講義のポイント!

既に皆さんはいろいろな場面で意識をしないでも「交渉」をしながら自身の意思を通したり、相手の要求を受け入れたりしてものごとを進めていると思います。例えばある学会に参加したいとき、指導教員にその旨を伝えて許可をもらう「交渉」をする場面があるかもしれません。

「交渉」は何らかの事象を獲得するために相手と行うものですが、相手を力ずくでねじ伏せても意味がありません。しこりが残るだけです。お互いに相手が「なるほど、これを承諾すればこちらにも益がある・・」と思わせるようなものが上手な「交渉」です。

このように最大獲得目標と最低獲得目標を決め、場合によっては決裂もいとわず、対案を常に準備し相手にも利があるようなしなやかな「対話力」を身に付けましょう。人数限定で演習も含まれます。

交渉学

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