2022.10.14

ニュース

【10/24(月)5限開催】第2回 NU-Q セミナー”クォークから中性子星へ”の開催について

最近注目も集まっている中性子星について、最前線の理研研究者からお話が聞ける機会!!

初田 哲男 プログラムディレクター(理研iTHEMS)によるセミナーが開講!

皆様、奮ってご参加ください!

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   第2回 NU-Q セミナー
 ”クォークから中性子星へ”
 (From Quarks to Neutron Stars)

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開催日時

2022年10月24日(月)5限 16:30–17:30

開催場所

理学部B棟 B303講義室

言語 日本語 
講師

初田 哲男 氏 (理化学研究所 数理創造プログラム)

概要

宇宙におけるバリオン物質の基本構造は、量子色力学(QCD)とそれで支配される素粒子としてのクォークとグルーオンで決まっている。近年の理論研究とスーパーコンピュータの進展で、QCDから陽子や中性子など単体のバリオンの性質を高精度で計算できるようになった。さらに、バリオン間の相互作用や原子核のQCDからの理解も発展途上にある。複数のバリオンからなる系の理解は、最終的には中性子星の構造論と関係し、天体物理学としても重要な意義をもつ。
特に、2019年に発見された太陽質量の約2倍を持つ重い中性子星、2017年と2019年LIGO/Virgo重力波検出器で発見された中性子星の合体からの重力波、2019年にNICER
X線装置で観測されたパルサーの半径、など、中性子星の構造に関わる観測が急激に進んでいる。
本談話会では、QCDに基づいてバリオン単体から中性子星構造までを統一的に理解する上での、これまでの到達点と今後の課題について概観する。

主催 新潟⼤学量⼦研究センター(NUQ)
お問い合わせ

本郷 優(hongo@phys.sc.niigata-u.ac.jp)

 

 

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